どんな仕事にも悩みはつきものですが、高いスキルや資格を持つシステムエンジニアでも悩みは多々あるようです。
例えば、仕事をするうえで一番重要とされる、信頼されることが難しいところです。
システムエンジニアの仕事は、顧客の依頼にしっかりと答えることができてこそ次の契約につながります。
顧客は自分のビジネスの目線でシステムエンジニアの仕事を見るので、自分が満足できるものでなければ納得しない場合も少なくありません。
システム的にプロとして「これが良い」と考えて提出したものでも、顧客が納得できなければ却下されるのが現状です。

また、新しい技術やシステムが次々と生まれてくるのがIT業界です。
その技術やシステムについていき、しっかりと己の技術として取り入れることがなかなかできない人もいます。
やっとおぼえた技術が、しばらくするともう「古い」と言われるのもこの業界の特徴です。
システムエンジニアという職種は、日々勉強であると言って良いでしょう。
そのため、いくら勉強をしてもすぐに新しい技術などが出てくることに疲れたり、年齢的に対応しきれなくなることにストレスを抱えたりする人もいます。

仕事の過酷さや思い通りに進めることができない苦しさなどを感じている人も多く、システムエンジニアの悩みは尽きることはありません。
それらを解消するためには、自分の技術でどこまでできるのかを理解しておくことが大切です。
技術が足りなければ専門書を熟読し、わからないことがあればヒアリングをするなど、プロとして学ぶことを忘れないようにしましょう。